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【連載】今さら聞けない! 基礎看護技術をおさらい

手指衛生~石けんと流水による手洗いの手順

解説 藤田昌久

日本医科大学付属病院 医療安全管理部 感染制御室 看護師長 感染管理認定看護師

石けんと流水による手洗いの手順

 以下の手順で、最低15秒以上かけて、手指を擦り合わせて洗浄を行います。この手順により、皮膚上の細菌数を90%以上除菌できるとされています。

 湿潤した皮膚は微生物が伝播しやすいので、洗浄後はペーパータオルで水分をよく拭き取り、乾燥させることが大切です。ペーパータオルを使用する際は、こすらないように注意し、軽くたたきながら拭き取ります。

 また、手洗い後のハンドケアにより、手指の良いコンディションを保つことも重要な視点です。

石けんと流水による手指衛生の手順
石けんと流水による手指衛生の手順

ここに注意! 洗い残しの多い箇所
 洗い残しがないように、むらのないように洗いましょう。洗い残しが起こりやすい部位に、指先、指間、親指の付け根などがあります。

洗い残し
Taylor LJ.:An evaluation of handwashing technique 1.Nursing Times, Jan 12;74(2):54-5,1978.を参考に作成

引用・参考文献

1)World Health Organization :WHO Guidelines on hand hygiene in health care.2009.
2)藤田昌久:見直そう!感染管理.ナース専科28(7)、2008.
●CDC:Guideline for Isolation Precautions (2007).(2018年10月9日閲覧)http://www.cdc.gov/ncidod/dhqp/pdf/guidelines/Isolation2007.pdf
●藤田昌久編:ステップアップ院内感染防止ガイド.学研メディカル秀潤社、2006.

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