お気に入りに登録

【連載】排尿自立指導料が取れる! 算定基準を満たすためのチームのつくり方・動き方

自己導尿用カテーテルの種類と選択|排尿ケアに必要な看護技術

執筆 田中 純子(たなか じゅんこ)

名古屋大学大学院医学系研究科泌尿器科学

 自己導尿用のカテーテルは、大別すると「再利用型」と「使い捨て型」の2種類があります(図8、9)。再利用型は、導尿後は水道水でカテーテルを洗浄し、消毒液に浸して繰り返し使用します。使い捨て型は、1回の導尿ごとにカテーテルを破棄します。
 
図8:再利用型カテーテル例
図8:再利用型カテーテル例
 
図9:使い捨て型カテーテル例 親水性コーティングあり(特殊カテーテル加算②)
図9:使い捨て型カテーテル例 親水性コーティングあり(特殊カテーテル加算②)
 
 再利用型は、洗浄や1日1回の消毒液の交換などの手間がかかりますが、外出時も1本のカテーテルを持参するだけでよく、在宅自己導尿指導管理料のみの支払いでカテーテルを入手することができます。
 
 使い捨て型は、洗浄などの手間がかからないため、便利な一方で、外出時は導尿の回数分のカテーテルを持参しなくてはならない、使用済みのカテーテルを廃棄する場所がない場合は持ち帰らなくてはならないなどの制約があります。また、在宅自己導尿指導管理料に加えて、特殊カテーテル加算の分の支払いが必要になります(表1)。どちらも、メリットとデメリットがありますので、患者の状況に応じて選択(または併用)していくことが必要です。
 
表1:在宅自己導尿指導管理料と特殊カテーテル加算
表1:在宅自己導尿指導管理料と特殊カテーテル加算

(ナース専科2018年5月号より転載)

ページトップへ