【連載】不整脈のモニタリング

最終回 心電図で使う略語・用語を知っておこう

解説 曽原 寛

葉山ハートセンター 不整脈センター部長

Huseimyaku00

最終回は、心電図を読んだり、勉強したりする際に役立つ略語と用語を紹介します。 どのようなものがあるのか知っておきましょう。

心電図の略語の意味を理解しよう

心電図で使う略語には規則性があります。主に、異常な電気刺激が、(1)どこで、(2)どのように発生したのか、を意味する単語の頭文字を組み合わせて作られています(図1)。

図1 略語の例

心臓の各部分の名詞や形容詞が「(1)どこで」に該当します(図2)。「(2)どのように発生したのか」にあたる異常な電気刺激の発生の仕方は、4種類あります(表)。また、特に突発的に発生して、突発的に治まる場合は「発作性」を意味する「paroxysmal」を、「(1)どこで」の前につけて表現します。

図2 心臓の各部の名称

表 異常な電気刺激の発生の仕方

※次ページでは、略語・用語一覧を掲載します