お気に入りに登録

【連載】発見!私たち中堅の成長スイッチ

病棟師長の立場から― 中堅看護師の看護実践とキャリアへの期待

執筆 太内田 房子

獨協医科大学埼玉医療センター 看護部 看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師

中堅看護師のみなさんに期待すること

 中堅看護師といわれる年代は、施設によっても異なりますがおおよそ5~6年目の看護師をイメージします。当院においても、その年代が病棟の中心的役割を担い活躍してくれています。しかし、この年代は上からのプレッシャーと闘いながら、自分の今後に不安を抱く時期でもあるのではないでしょうか。
 
 日々の業務に流されることなく、時には立ち止まり、仲間と患者について対話する時間をもち、患者に合った看護とは何かを考え続けてほしいと思います。
 
 そして自分が目指すあり方(=目標)を導き出し、具体的に何をすればよいのかまで考え行動することを期待します。

看護師として、一人の人として成長する

 看護師としてだけではなく、一人の人としての生き方も考えてもらいたいと思います。みなさんが成長するスイッチは、いろいろなところに転がっているはずです。資格を取ることや昇格することだけがキャリアアップではありません。まずは、自分の強みをもつことが大切です。
 
 そのためには、仕事にとらわれず、興味のあることに触れる機会をつくり、自分の世界を広げていけるともっと楽しいことがあるはずです。自分の世界を広げることで、これまでは見えてこなかった看護の世界も広がり楽しくなってくることでしょう。

 何気ない上司の言葉や仲間との対話のなかには、成長のスイッチがたくさんあります。じっとしていても何も変えることはできません。まずは、自ら行動を起こし、スイッチ探しの旅に出てみることをお勧めします。

ページトップへ