1. トップ
  2. 看護記事
  3. ニュース
  4. 厚生行政ニュース
  5. [看護] 看護師が2年で約7万人増、准看護師は減少 18年衛生行政報告例

[看護] 看護師が2年で約7万人増、准看護師は減少 18年衛生行政報告例

  • 公開日: 2019/9/6

 厚生労働省は4日、2018年衛生行政報告例(就業医療関係者)の結果を公表した。

18年末現在、就業していた看護師は121万8,606人で、前回の16年分と比べて6万9,206人増えた。
一方、就業していた准看護師は、前回比1万8,632人減の30万4,479人だった。

 就業看護師は、この集計を始めてから毎回増加している。
18年末現在の人数を年代別に見ると、40-44歳が18万3,793人(15.1%)で最も多く、以下は45-49歳(15万9,750人、13.1%)、35-39歳(15万7,790人、12.9%)、25-29歳(15万4,222人、12.7%)などと続いた。

 これに対し、准看護師の就業人数は、02年の39万3,413人をピークに減少が続いている。
年代別では、55-59歳の5万262人(16.5%)が最多。以下は、50-54歳(4万5,895人、15.1%)、45-49歳(4万229人、13.2%)などと続き、40歳以上が全体の8割超を占めた。

 18年末現在の人口10万人当たりの就業看護師数を都道府県別に見ると、最も多かったのは高知で1,511.0人だった。
以下は、鹿児島(1,394.3人)、佐賀(1,335.4人)、長崎(1,319.2人)などの順。埼玉(693.6人)が最も少なかった。

人口10万人当たりの就業准看護師数については、宮崎が571.4人で最多。
熊本(556.4人)、佐賀(553.0人)なども多かった。
最も少なかったのは東京で90.9人だった。

(厚生政策情報センター)

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

[医療提供体制] 電子処方箋運用の医療機関・薬局2万661施設 14日現在

NEW

 厚生労働省によると、電子処方箋システムの運用を始めた全国の医療機関・薬局は4月14日現在、計2万661施設となった。政府は、オンライン資格確認のシステムを整備済みの医療機関や薬局のおおむね全てに2025年3月までに電子処方箋を普及させたい考えで、医療機関や薬局に補助金の活用を呼

2024/4/24

アクセスランキング

1位

心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と

心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...

250751
2位

【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について

血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...

249974
3位

吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ

*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...

250001
4位

人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ

みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...

250017
5位

採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等

採血とは  採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...

250858
6位

心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形

*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは  心臓には、自ら電気信...

250061
7位

サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下

*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...

249818
8位

第2回 小児のバイタルサイン測定|意義・目的、測定方法、

バイタルサイン測定の意義  小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...

309636
9位

SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?基準は?

*この記事は2016年7月4日に更新しました。 SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは? SIRS(全身性炎症反応...

250839
10位

第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用

【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...

295949