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日本認知症予防学会:軽度認知障害に対する抗酸化サプリメントを「グレードA (★★★)」認定

提供 PR TIMES

認知症予防とエビデンス創出を目指す一般社団法人日本認知症予防学会(本社:福岡県北九州市、理事長:浦上 克哉)は、TIMA Tokyo株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中翔)が製造・販売する「Twendee X(トゥエンディ エックス)」を6段階ある認定グレードでサプリメント初の「グレードA(★★★)」として認定し公開しました。

製品画像
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背景

 アルツハイマー型認知症は発症すると根治治療は不可能とされていますが、認知症には軽度認知障害(MCI)と呼ばれる前段階があります。軽度認知障害(MCI)は認知症ではないため、健康保険を使った治療薬の処方ができません。そして、放置すると認知症の進行を食い止めることは出来ません。一般的には25年ほどの期間を経て認知症に進行していきます(図1)。

図1
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認知症は25年前から脳内で変化が始まり、 MCI(軽度認知障害)の時期を経て、本格的に発症する
 【図提供】岡山大学大学院 脳神経内科学 阿部康二教授

 この度の学会認定は、2019年8月24日に認知症やアルツハイマー病の米国学術誌「ジャーナル・オブ・アルツハイマー・ディジーズ(以下JAD)」に、「軽度認知障害(MCI)に対する抗酸化サプリメントTwendee Xの予防効果」に関する論文を岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経内科学の阿部康二教授、岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座抗酸化研究部門の犬房春彦特任教授等のグループが共同で発表し、その受理を受けての審査結果となります。

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岡山大学 阿部康二教授(左)、岐阜大学 犬房春彦特任教授(右)

論文発表内容

 体のサビ、老化の原因とも言われる酸化ストレスは、これまでもMCI及び早期アルツハイマー病(AD)において重要な役割を持つと考えられていました。

 Twendee Xは8つの抗酸化剤を含む抗酸化サプリメントであり、慢性脳低潅流及び虚血性脳卒中による ADモデルマウスにおいてアミロイド-β沈着、神経喪失、酸化ストレス、そして神経炎症の有意な緩和を見せていました。今回ヒトでの認知機能低下に対する予防効果を検証するために日本認知症予防学会により全国8施設で臨床試験が実施され、被験者の認知能力の指標であるMMSE及び長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)が有意に改善しました(図2)。

図2
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 臨床試験は二重盲検・ランダム化比較試験という医学的に信頼性の高い研究方法で実施されました。抗酸化剤であるビタミンCやEは単一では認知症に対する臨床的効果を示しませんでしたが、TWXは8種類の異なる有効成分で構成される抗酸化配合剤であり、単独の抗酸化ビタミンよりも強力な抗酸化および抗炎症効果を見せ、被験者の認知機能が明確に改善したことが論文発表されました。

〈論文情報〉
論文名:Clinical Benefits of Antioxidative Supplement Twendee X for Mild Cognitive Impairment: A Multicenter, Randomized, Double-Blind, and Placebo-Controlled Prospective Interventional Study.
邦題名「軽度認知障害に対する抗酸化サプリメント Twendee X の臨床的利点:多施設二重盲検プラセボ
対照前向き介入試験」
掲載紙:Journal of Alzheimer’s Disease,vol. 71, no. 3, pp. 1063-1069, 2019
著 者:Tadokoro K, Morihara R, Ohta Y, Hishikawa N, Kawano S, Sasaki R, Matsumoto N, Nomura E, Nakano Y, Takahashi Y, Takemoto M, Yamashita T, Ueno S, Wakutani Y, Takao Y, Morimoto N, Kutoku Y, Sunada Y, Taomoto K, Manabe Y, Deguchi K, Higashi Y, Inufusa H, You F, Yoshikawa T, von Greiffenclau MM, Abe K.
D O I:10.3233/JAD-190644
U R L:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31476161

※補足・用語説明
1) MMSE:時間の見当識、場所の見当識、3 単語の即時再生と遅延再生、計算、物品呼称、文章復唱、3 段階の口頭命令、書字命令、文章書字、図形模写の計 11 項目から構成される 30 点満点の認知機能検査。MMSE は 23 点以下が認知症疑い、27 点以下は軽度認知障害(MCI)が疑われる。
2) 長谷川式スケール(HDS―R):精神科医の長谷川和夫氏が開発した簡易知能検査。
認知症の診断に使われる認知機能テストのひとつ。見当識、記憶など 9 項目からなり、30 点満点で 20 点以下は認知症の疑いが高まるとされる。また認知症であることが確定している場合は 20 点以上で軽度、11~19 点の場合は中等度、10 点以下で高度と判定する。

研究者からのコメント

●本臨床試験の主任研究者
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 脳神経内科学 阿部康二 教授
 
 認知症を始めとする脳神経疾患では、酸化ストレスが関わるものが多くあります。
てんかん、うつ病、パーキンソン病、ALSなどが代表ですが、これらの疾患でもTWXは有効ではないかと考えており、今後さらに臨床研究を広げたいと考えています。

●抗酸化配合剤 Twendee Xの開発者
岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門 犬房春彦 特任教授

 認知症において脳に蓄積するアミロイドβやタウタンパク質等のゴミの産生、蓄積は重要な現象ではあるが、酸化ストレスの存在はさらに重要であると考えられます。また認知症以外の疾患でも肝炎・膵炎などの炎症性疾患、アレルギー疾患、ガン、糖尿病、動脈硬化など多くの疾患が酸化ストレスが原因で生じていることがわかっており、これらの疾患でも臨床研究を進めていく予定です。

抗酸化配合剤 Twendee X について

 動物実験やヒト臨床試験にて多くの実証データを取得し、日本抗加齢学会、日本機能性食品医用学会、米国癌学会などで発表。 フランスの抗酸化物質研究機関 ICDD により、「副作用がなく世界で最も抗酸化効果が高い配合剤」と認められており、現在も研究開発が続けられている。今後さらに多数の疾患での臨床研究が予定されている。

一般社団法人 日本認知症予防学会及びエビデンス創出委員会 (委員長 阿部康二)について

 認知症予防活動の実践普及や認知症予防に携わる人材の育成、多職種協働と地域連携、認知症予防のエビデンス創出のため、平成 23年に日本認知症予防学会が発足された。エビデンス創出委員会を立ち上げ、十分な医学的根拠を検証したうえで、その予防効果を6段階の認定グレード(特A,A,B,C,D,E)で判定を行なっている。

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