国立感染症研究所 「クラスタ―事例集」を発表

 国立感染症研究所(感染研)は、日本で発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)について、感染が拡大した要因や感染防止策についてまとめた「クラスター事例集」を発表しました。
 
 事例集では、院内感染、昼カラオケ、職場会議、スポーツジム、接待を伴う飲食店、バスツアーの6つの事例を取り上げて紹介しています。
 
 院内感染が起こったケースでは、処置やリハビリテーション時の感染対策の不徹底、休憩室などの換気の悪さ、患者さんが感染に気付かないまま退院してしまったことが要因として挙げられています。感染研は院内感染を防ぐために、標準予防策および経路別感染予防策の徹底、有症状者の早期探知、院内の3密を減らす工夫、転院・退院時の情報共有に取り組むことを求めています。

 職場会議では3密の状況でプレゼンや議論をすることが多いことから、WEB会議にしたり、対面で行う場合はマスク着用と換気を徹底し、十分な距離を取って行うよう指摘しています。

 また、昼カラオケ、スポーツジム、接待を伴う飲食店、バスツアーについても、3密やマスクの未着用などが原因で感染が拡大しているとし、院内感染や職場会議と同様に、3密の回避やマスク着用の徹底が必要としています。

参考文献

国立感染症研究所 感染症疫学センター/国立感染症研究所 実地疫学専門家養成コース(FETP) クラスター事例集
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000654503.pdf 

ページトップへ