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【連載】人工呼吸器の基礎知識

第12回(最終回) 酸素療法

監修 日本コヴィディエン株式会社

シングルユース医療機器の製造及び販売、並びにこれらに関連する一切の事業

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最終回の今回は、「酸素療法」について解説いたします。

本題に入る前に、酸素投与で使われている言葉の意味について解説いたします。

Q: 酸素流量の「流量」とは?

A:配管あるいは酸素ボンベから出る単位時間当たりの酸素量のことです。

成人の場合はどれくらいの流量が必要なのでしょう。例えば、成人で一回換気量(一回の呼吸で肺に出入りするガスの量)を500mlとします。吸気時間を1秒とすると、1秒間で500ml吸うので、いつでも500ml吸えるようにするには500ml/秒×60秒=30L/分。

つまり流量は30L/分ということになります。そしてこれを目安に「低流量」もしくは「高流量」と言われています。

【酸素療法のまとめ記事】
* 酸素療法とは?種類・目的・適応・看護

Q:酸素投与する器具には色々ありますが、どんな違いがありますか?

A:酸素マスクや鼻カニュラは「低流量システム」、ベンチュリーマスクやベンチュリーネブライザー(ネブライザー付酸素吸入器)は「高流量システム」に分類されます。またリザーバーシステムは、書物により低流量システムに分類されている場合があります。

Q:鼻カニュラや酸素マスクの特徴はなんですか?

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