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冬こそ実践! スキンケア

解説 吉田智保

花王株式会社 キュレル学術マネージャー

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寒さが厳しい真冬は、空気の乾燥が特に気になります。室内は暖房でさらに湿度が低い状態になりがちです。患者さんはもちろん、看護師のみなさんも肌がガサガサして、粉がふいたり荒れてしまうことはありませんか。
秋冬の肌の乾燥・肌荒れを予防したり、やわらげるためのスキンケアについて、花王株式会社キュレル担当の吉田さんを訪ねました。


この季節、こんなことありませんか?

  1. 肌荒れやカサつきトラブルをくりかえす
  2. 足のすねが粉をふいてガサガサになる
  3. 服のゴムが当たる部分や首回りのタグが、肌に触れるだけで気になる

あてはまるものがある場合は、乾燥性敏感肌かもしれません。

肌の必須成分「セラミド」不足に要注意!

カサつきや肌荒れをくりかえしやすい乾燥性敏感肌は、肌の必須成分「セラミド」が不足しがち。セラミドとは、肌の一番表面にある角層という細胞の層の間にある脂質で、「水分」を肌(角層)に留める働きがあります。

また、角層にセラミドが充分に満ちていると、肌を外部刺激から守る力(バリア機能)もきちんと働き、肌を健やかに保つことができるため、肌のバリア機能に必須の成分であることがわかっています。

セラミドが不足したお肌は、角層に水分を保ちにくく、乾燥などの外部刺激の影響をうけやすい「バリア機能が低下」した状態です。そのため、スプレーなどで水分だけ保湿していても、蒸散してしまい、荒れやカサつきをくり返してしまいがちなのです。

バリア機能が低下して、乾燥し、潤いが失われた状態

バリア機能が低下して、乾燥し、潤いが失われた状態

一方、潤っている健やかな肌は、角層がセラミドで満たされています。バリア機能が高く、外部刺激からもしっかりお肌が守られるので、肌荒れしにくいのです。もちろんお肌のキメも整っていて、しっとり弾力が保たれるのです。

バリア機能が高く、潤って肌荒れしにくい状態

バリア機能が高く、潤って肌荒れしにくい状態

失われたセラミドは、市販のスキンケア品でその働きを補うことができます。セラミドの働きを補う製品を上手に使って、寒い季節も肌荒れしにくい潤った肌で、快適に過ごしましょう。

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