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【連載】看護部長インタビュー

第1回 自身の看護に対するこだわりを自慢できるように育ってほしい【聖マリアンナ医科大学4病院 ナースサポートセンター長(統括看護部長)】

執筆 陣田泰子

聖マリアンナ医科大学4病院 ナースサポートセンター長(統括看護部長)

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自身の看護観

看護師として一番大事なのはもちろん現場です。私が「看護師」という仕事を見つめ直すきっかけとなったのは、平成7年に看護短大の教員になったときです。教員になるということに迷いはありましたが、現場で身につけたことが少しでも伝えられるなら、と思い教員となる決断をしました。

しかし教員になって講義をしてもどうも違和感がありました。看護は「実践の科学」と言われるように、実践、経験がものをいう世界です。それが教員として通じないわけがないと思っていたのですが、うまく伝えることができませんでした。

そんなときにクルト・レビンという社会心理学者の「実践なき理論は空虚、理論なき実践は盲目」という言葉に出会い、私には実践はあるが理論がないと気がついたとき、私はもう教員の柄ではないと思い、現場に戻りました。そして現場で得た経験を概念化、理論化すべく、「看護現場学への招待」などの本を書きました。だからこそ現場の実践を通して看護のキャリアが発達していくことの重要性を今、伝えています。

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