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【連載】腎不全看護

第2回 資格取得を出発点に

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第1回「腎不全看護における看護師の役割」はこちら>>

透析看護のパイオニア第2世代

―看護師としての最初の職場が、総合病院の透析室だったそうですね。

「始まりが透析室だったから、終りまで腎不全看護を続けたいですね。私のライフワークです。横須賀共済病院に入植した1972年は、日本で人工透析がようやく一般化し、患者数が急増した時期でした。その前の60年代から活躍されてきた先輩が、腎不全看護のパイオニアです。

人口臓器で生きる患者さんのケアは看護師にはまったく未知の分野で、医師とともに海外の文献や事例を集めて勉強し、腎不全看護を手探りで築いていった時代です。76年には医師の後押しもあって、透析看護研究会が立ち上がりました。」

―その研究会が、いま水附さんが理事長をしていらっしゃる日本腎不全看護学会の前身にあたるわけですね。

「学会設立が98年ですから、前身の歴史が20年間以上と長いのです。腎不全看護の専門資格を創設すべきだという声は、70年代からありました。ようやく80年になって透析技術認定士の資格ができました。これは技師を中心とした資格制度ですが、受験者の8割近くは看護師です。透析の操作だけではなく、腎不全看護の専門性を評価する資格がほしいというのが、私たちの願いでした。」

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