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【連載】看護のナレッジマネジメント

第2回 2つの知「科学知」と「臨床知」とは?

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「形式知」と「暗黙知」

1回目は、医療現場は「ヒューマンサービス」ということ、そして「不可視・不可触」という特徴を持つことについて話しました。2回目は、ナレッジ-2つの知、についてお伝えします。

暗黙知の命名者・M・ポラニー

哲学者のM.ポラニーの有名な言葉「人は、語る以上のことを知っている」と言い、知っていること(暗黙知)と語ることができること(形式知)とは違うといっています。2つの知を、医療現場の例で考えてみると形式知は、主として医師の知=科学知(形式知)ととらえることができます。

それに対して暗黙知は1回目に話したように見えにくい看護の知=臨床の知、ということができるでしょう。チーム医療の構成メンバーの中で、医師と看護師は他のメンバーと違って、患者の最も身近なベッドサイドで、直接身体に侵襲を加えながら回復をめざして継続的に治療と看護をしている、という点において他のメンバーと質の異なる役割を持っています。

看護の知の特徴

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