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【連載】認定看護師インタビュー

第2回 ナースが楽しいと思ってくれることが仕事の活力

取材 祖父江由紀子

東邦大学医療センター大森病院 がん専門看護師

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専門看護師を目指したきっかけ

看護学校の在学中に出会った患者さんの影響でがん看護に興味を持ち、がんの専門病院に就職しました。在職中に色々な経験をして、9年目に放射線治療部門に配属されました。その時、がんの専門病院に10年近くも在職しながら放射線治療やその看護のことが分かっていない自分に愕然としました。

そして、当時は看護師向けの放射線治療に関するセミナーや書籍もなかったのですが、積極的に講習会などに参加したり、医師や診療放射線技師向けの書籍を読むことで勉強しました。さらに、医師や診療放射線技師、先輩看護師など、たくさんの方々に色々なことを教えてもらいました。

また、アメリカに4週間の研修に行く機会にも恵まれ、がん看護専門看護師の多様で専門的な働き方を知り、自分もがん看護専門看護師を目指すきっかけになりました。

資格取得までの道のり

アメリカの研修から帰国後、仕事を続けながら通信制の大学で学位を取得しました。予備校で小論文と英語の勉強という大学院修士課程への進学準備の努力が実り、退職して進学しました。大学院では、教員の先生や先輩方、仲間のおかげで素晴らしい経験をさせてもらったと思っています。そして、在学中に妊娠・出産を経験し、半年間の休学を含めて通常より長い、3年で卒業しました。

修士課程を終了後、専門看護師認定試験の要件には1年間の臨床経験(2009年度から半年に短縮)が必要となります。私は、「地域に根ざした医療」と「患者さんに寄り添う看護を提供する」という理念、保育園が併設されているという状況に惹かれて、現在の東邦大学医療センター大森病院への再就職を決めました。

その後、スタッフナースを含めた看護部の方々、色々な診療科の医師、診療放射線技師、薬剤師、MSWなど多くの方々と一緒に仕事をする中で経験を積み、2008年11月にがん看護専門看護師の認定を受けました。