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【連載】吸引困難5大ケースを攻略する!

第7回 認知症の患者さんへの吸引

解説 小林恵子

神奈川県循環器呼吸器病センター ICU病棟 集中ケア認定看護師

解説 石山 都

神奈川県循環器呼吸器病センター ICU病棟 集中ケア認定看護師

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困難を感じたことがある上位に挙がった5つのケースについて、具体的な解決法を紹介します。どこに問題があるのか、あなたの体験した吸引の「困難ケース」について、じっくり再考してみませんか?


攻略法 恐怖心や苦痛を和らげる方法を考えよう!

認知症の患者さんは、吸引の必要性や処置の内容について理解を得るのが困難です。たとえ、吸引できることになっても、手を払いのけられたりすることもあります。しかも、認知症の症状には日内変動があり、「吸引してもいい」と言っていたかと思えば、その数時間後には「嫌がって口を開けない」ということも起こりがちで、ケアの見通しも立てづらくなってしまいます。

また、患者さんの安全を考えて一人が患者さんを抑え、もう一人が吸引をすることもあります。でも身動きできない中での吸引は、患者さんにとってはとても恐怖を感じる処置のはずです。医学的背景と倫理的な観点を考え合わせると、アセスメントはとても難しく、看護師が悩むのは当然なのです。

>>次ページは「吸引の実践」について解説します。