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【連載】テーマごとにまとまった記事が読める! まとめ記事

心電図|異常の見方(モニター心電図)

解説 ナースプレス編集部

Webサイト「ナースプレス」編集部

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ナースプレス内には、心電図に関する記事がたくさんあります。どれから読んだらいいのかわからない、という人に向けて、オススメ記事を紹介していきます。
*2016年9月1日改訂
*2016年12月19日改訂



CONTENS

心電図の基礎知識を身につけよう
電極の貼り方について知っておこう
心電図を読むときに知っておきたい基礎知識
不整脈の特徴を知ろう
緊急度の高い心室細動(Vf)と心室頻拍(VT)
P波に異常が表れる主な不整脈
QRS波に異常が表れる主な不整脈
PQ間隔に異常が見られる主な不整脈
心筋梗塞と狭心症で見られる不整脈
不整脈の看護で気をつけること
不整脈・心電図を書籍・雑誌で勉強するなら



心電図の基礎知識を身につけよう

心電図というと波形の読み方を連想する人も多いかと思います。
波形を読むためにも、正しい手順で心電図を取ることが大切です。
まずは、手順や電極の貼り方について基礎をおさえておきましょう。

【12誘導心電図】正しい手順、電極の貼り方、貼付部位の探し方


電極の貼り方について知っておこう

正しく心電図を取るためには、電極を間違わずに貼ることが大切です。まずは、電極の貼り方について学びましょう。

【心電図】電極の正しい貼り方と波形が出ないときの対応法

第1回<準備編①>12誘導心電図の貼り方

第2回<準備編②>3点誘導を自在に使いこなそう


心電図を読むときに知っておきたい基礎知識

心電図は心臓の動きを反映しているものです。心電図を読むためには、まずは心臓の仕組みとそれがどのように波形として表れるのかを知らなければ心電図を読むことができません。P波、Q波、R波などが心臓のどの動きを反映しているのかもわかると心電図を見ることで心臓の動きが読み取れるようになります。

第1回 心電図をみるためのキホン

静止膜電位はカリウムの平衡電位に近い

第2回 心電図波形の判読ポイント

異常を読み取るためには、正常な心電図がどのようなものなのかを知っておかなければなりません。
また、不整脈以外でも波形が乱れることがあります。エラー心電図にはどんなものがあるのかも知っておきましょう。

エラー心電図の4つの原因


不整脈の特徴を知ろう

異常波形を発見するためには、異常があったときにどんな波形になるのかを知っておくことが大切です。
代表的な異常波形にはどんな波形の特徴が見られるのか、さらに主な症状や原因などについても、知っておきましょう。


緊急度の高い心室細動(Vf)と心室頻拍(VT)

異常波形のなかでも、かなり特徴的な波形であり緊急度が高くなる心室頻拍(VT)と心室細動(Vf)。心電図が苦手な人でも、この形は覚えているという人も多いのではないでしょうか。
心室細動は、心臓のポンプ機能が完全に失われている状態であり、緊急対応が必要となりますし、VTも同じように緊急対応が必要です。どんな波形なのかおさらいをしておきましょう。

心電図でみる心室細動(Vf)の特徴

心電図でみる心室頻拍(VT)の特徴


P波に異常が表れる主な不整脈

心房に電気刺激が伝わっていく様子を表しているのがP波です。そのため、心房に異常があることによって引き起こされる不整脈では、P波に異常が現れます。
心房期外収縮(APC)では、異所性P波が見られ、心房粗動(AF)ではP波は見られず、のこぎりの歯のようなF波が見られます。
心房細動の波形でもP波は見られず、f波が見られるといった特徴があります。
さらに、発作性上室頻拍(PSVT)では、QRS波に重なったり、逆行性P波が見られます。

心房期外収縮(APC:atrial premature contraction)

心電図でみる心房粗動(AF/AFL)の特徴

心電図でみる心房細動(Af)の特徴

心電図でみる発作性上室頻拍(PSVT)の特徴


QRS波に異常が表れる主な不整脈

心室に電気刺激が伝わっていく様子を表しているのがQRS波です。心室で異常が起こっている場合は、QRS波に異常が表れます。
心室期外収縮(PVC)では、早いリズムで表れるQRS波が見られます。さらにそのQRS波は幅が広くなっていて、特にR波とT波が重なって表れるR on T型は心室細動などの致死性不整脈に移行する可能性があり、危険です。
心室頻拍(VT)でもQRS波が異常波形となって表れます。

心電図でみる心室期外収縮(PVC)の特徴

心電図でみる心室頻拍(VT)の特徴


PQ間隔に異常が見られる主な不整脈

PQ間隔に異常があるということは、心房から心室への電気刺激の伝導が障害されていると考えられます。PQ間隔に異常が見られる代表的な波形には、房室ブロック(AVブロック)があります。
房室ブロックは、I型、ウェンケバッハ型、モビッツII型、高度房室ブロック、完全房室ブロックといった種類に分けられ、モビッツII型、高度房室ブロック、完全房室ブロックは緊急対応が必要となります。

心電図でみる房室ブロック(AVブロック)の特徴


心筋梗塞(AMI)と狭心症で見られる不整脈

心筋梗塞(AMI)と狭心症では特徴的な異常波形が見られます。急性心筋梗塞では、異常Q波や冠性T波、STの変化が見られます。
労作性の狭心症では、ST部分の水平降下、異型狭心症の場合は、一過性のST上昇が見られます。

疾患で特徴的な波形1

心筋梗塞の4段階の波形の変化とは?


不整脈の看護で気をつけること

すべての不整脈に治療が必要なわけではありません。どのような不整脈であると治療が必要なのか、治療が必要な不整脈に関して看護師が気をつけなければならないことは何かを知っておきましょう。

不整脈とは?治療が必要な頻脈性・徐脈性不整脈

また、緊急度の低い不整脈でも注意しなければならないことがあります。特に発作性心房細動は、血栓塞栓症を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。そのほか、心疾患を既往にもつ患者さんに不整脈が見られたら要注意です。

緊急度の低い不整脈でも注意すべき2点


不整脈・心電図を書籍・雑誌で勉強するなら

合わせて読みたい書籍や雑誌を紹介します。

ナース専科2014年10月号『不整脈の波形を見極めよう!』

ねじ子とパン太郎のモニター心電図

平手先生のモニター心電図ベーシック編

平手先生のモニター心電図ステップアップ編



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