【連載】スーパープリセプターSAKURA 2014

第1回 みね子、看護師になって初めて買った本を思い出す、の巻

SAKURAの指導により看護師として着実に成長し、なんとか1年目を終えようとしているみね子。ちょうど1年前の今ごろ、SAKURAと初めて会ったことを思い出していた。


みね子

もう、あれから1年か…。それにしても桜先輩は強烈だったな……。あんな人、もう二度と出会わないだろうなぁ。

桜先輩

私がなんですって?

みね子

ぎゃっ! 先輩! つ、次の病院に行ったんじゃなかったんですか?

桜先輩

病棟に新人が来るのは、まだ先だから、ちょっとくまみーの様子を見に来たの。そろそろ2年目になるけれど、準備はできてるのかしら?

みね子

準備ってなんですか? 私はまだプリセプターもしませんし、準備することなんて…

桜先輩

甘い! 新人ちゃんにしてみれば、2年目だって、先輩は先輩なのよ。いろいろ聞かれることだってあるんだから。それに去年まで新人だったからこそ、できるアドバイスだってあるはずよ。少し、入職直後のことを思い出しておくといいんじゃないかしら。私の秘蔵のデータとともに振り返りよ!

みね子

はぁ……(また、始まった。ていうか、結局、桜先輩につかまっちゃうんだなぁ)。

すぐに役立ちそうなものを選ぶ

桜先輩

「看護師になって初めて購入した看護書」についてのデータを見せてあげるわ。まずは、初心を思い出すのよ!

みね子

……。

アンケート集計結果グラフ

みね子

多いのは“ポケットブック”と“診療科に特化したもの”ですが、そんなに違いはありませんねぇ。

桜先輩

そうね。一つの項目が飛び抜けて多いってわけじゃないことがわかるわね。くまみーは自分が最初に買った看護書がなんだったか覚えてる?

みね子

最初……、うーん……。

桜先輩

あら、やだ、覚えてないの? ポケットブックよ。ポ・ケ・ッ・ト・ブ・ッ・ク!(スーパープリセプターSAKURA第3回

みね子

あぁ! そういえば! 先輩、よく覚えていますね。私はすっかり忘れていました。

桜先輩

その様子じゃ、なんでポケットブックを買ったのかも覚えてないわね。あなたの場合は、私のアドバイスを元に入職前に購入したのよ。配属科が決まってから購入している人は、自分が配属された科ですぐに使えるもの、役立つものを選ぶ傾向があるわね。

みね子

なるほど。

桜先輩

じゃ、なんでその看護書を買ったのか、みんなの声を紹介するわ。


  1. 診療科に特化したもの:病棟の勤務で心電図を読めないと業務ができないから。(ゆーたんさん)
  2. 診療科に特化したもの:学生時代に全く勉強していなかったけど、現場ですぐに必要な知識だったから。(匿名さん)
  3. 診療科に特化したもの:師長さんの勧め。わかりやすかった。(あいちゃんさん)
  4. ポケットブック:必要なときにポケットからすぐに出して使えるから。ポケットブックに自分なりに項目を追加して使用していた。(イルカさん)
  5. ポケットブック:仕事中に使いたかったから。(匿名さん)
  6. ポケットブック:職場でわからない言葉がとびかっていて、それが理解できないと医師とも会話が難しかったから。(はるさん)
  7. 注射など看護技術のコツが載っているもの:とっさに思いつかない時に使用するため、お守り変わり。(すーさん)
  8. 注射など看護技術のコツがのっているもの:現場に出て、初めて患者さんに針を刺す事が1番不安だったからです。もし失敗したらきっとパニックしてしまうし、自信回復に時間がかかるだろうと思い、避けて通れないからには、しっかり落ち着いてできるように、本に何度も目を通しイメージトレーニングして自信をつけて挑みました。(匿名さん)
  9. フィジカルアセスメントなどの基礎看護関連:勤務を始めて、不安に思ったり、勉強不足と感じたから。(匿名さん)
  10. 看護雑誌:基礎的なものが載っており理解しやすいと感じたため。(匿名さん)
  11. 病態生理が載っているもの:一番基本的なことだから。(匿名さん)
  12. その他:便利な書籍は知らなかったので教科書を大事に持っていました。(ぉやみ~)

みね子

なんとなく、1年前のことを思い出してきました。ポケットブックの次は、先輩に勧められた本を買いました。

桜先輩

先輩が読んでいたから、先輩に勧められたからっていう理由で本を購入している人も多いのよ。何を買えばいいか迷ったら、先輩に聞いてみるのもいいかもしれないわね。

(ナースリサーチ「新人のころ、どうだった?」の結果をもとに作成しました)
次回は「みね子、独り立ちしたときを思い出す、の巻」をお送りします。

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