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【連載】災害サバイバル術

第2回 被災地の現状を知ろう

取材 熊倉英高

独立行政法人国立病院機構 災害医療センター 脳外科病棟看護師長(放射線医療班メンバー)

取材 江津繁

独立行政法人国立病院機構 災害医療センター 救命病棟看護師 (DMATメンバー)

マグニチュード9.0の大地震をきっかけに、津波や原発事故など複合的な災害に見舞われた東日本大震災。

そんな中、災害発生直後に被災地に入り、救命活動や情報収集を行った看護師は、何を見て、何を感じたのでしょうか。そして、これから私たち看護師にどんな支援ができるのでしょうか。

ここでは、DMATチームとして現地入りした2人の看護師に、今回の災害の特徴とこれから必要となる支援や活動について話を聞きました。


大地震発生!その1時間半後にはヘリで被災地へ

看護師の江津繁さんは、発災翌日に現地入りしました。

江津さんは2009年9月に発生したインドネシア・スマトラ島沖地震(マグニチュード7.5)の際、国際協力機構(JICA)の国際緊急援助隊として派遣された経験を持ちます。発災当日の11日に災害医療センターDMATメンバー(看護師2名、調整員1名)となり、宮城県へ向かいました。災害急性期において医療搬送、病院支援、域内搬送、現場での救命活動を行うための情報収集が目的です。

その日の16時に調査ヘリでセンターのヘリポートを出発し、途中、福島空港を経由し、災害対策本部が置かれた宮城県庁、仙台医療センター、自衛隊駐屯地での活動を開始しました。

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