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消化器科

消化器科関連の記事の一覧です。

消化器科は、胃、肝臓、膵臓、大腸、小腸、食道、直腸など、消化作用に関連する臓器の疾患の診断、治療、管理に特化した診療科です。
自覚症状としては、胃部不快感や排便異常、腹部痛、黄疸、体重減少などが続くことで発覚することが多く、血液検査では、肝機能、アミラーゼ、炎症反応、貧血、腫瘍マーカー、ヘリコバクター・ピロリ抗体などの値に影響します。消化器疾患の診断には、便潜血検査、X線検査、エコー、CT、MRCP、内視鏡などが用いられます。主な疾患は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、胃がん、大腸がん、胆石症、膵炎、肝硬変、肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎などです。


まとめ記事
*ドレーンとは|ドレーンの種類と管理
*経腸栄養(経管栄養)とは|種類・手順・看護のポイント

消化器科 記事カテゴリ

「消化器科」の記事一覧

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Mayoスコアは何を判断するもの?  Mayoスコアとは、潰瘍性大腸炎の治療薬で、大腸の炎症を抑える働きをもつメサラジン経口剤の有効性と安全性を評価するために開発された指標です1)。治療効果の判定に加え、大腸の炎症の程度も評価できるため、潰瘍性大腸炎の活動性を示すスケールとして

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炎症性腸疾患(IBD)患者さんのセルフマネジメント~IBD患者さんを対象とした研究を読み解く~【PR】

 炎症性腸疾患(IBD)は、潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)などの腸に慢性の炎症が起こる難病で、日本では約30万人が罹患していると言われています1)。慢性疾患において、セルフマネジメントは治療の重要な構成要素と言われているものの、IBDにおける日本での実態

2024/3/4

第26回日本小児ストーマ・排泄・創傷管理セミナー 開催のお知らせ

会期 2024年6月12日(水)、13日(木)、14日(金) 6月12日 13時開始、 6月14日 16時15分終了予定 研修内容 ストーマ術前術後のケア(低出生体重児を含む)、創傷ケア(褥瘡予防・局所ケア)、失禁ケア(尿・便失禁、自己導尿指導等) ※当セミナー

2024/3/1

倦怠感のある患者さんへの看護計画|肝臓がんによる腹水がある患者さん

肝臓がんによる腹水で倦怠感が生じている患者さんに関する看護計画  腹水とは、腹腔に体液が貯留している状態です。アルブミンの低下、炎症反応の上昇、門脈圧亢進などの原因によって生じます。肝臓がんの患者さんは、肝機能の低下によるアルブミン低下で腹水が貯留します。また、がんによる腎

2024/2/29

山田分類

山田分類は何を判断するもの?  山田分類とは、胃内腔に発生した隆起性病変の形態を分類するために用いられるスケールです。1965年に提唱された歴史があるスケールですが1)、胃内腔の隆起性病変の形態を表す指標として現在でも広く活用されています。  胃内腔にできる隆起性病変の多

2024/2/5

黄疸のある患者さんの看護計画|肝臓がん

肝臓がんによる黄疸が生じている患者さんに関する看護計画  黄疸とは、血液中で上昇したビリルビンが目や皮膚に沈着し、黄色に染まっている状態です。ビリルビンには間接ビリルビンと直接ビリルビンがあり、間接ビリルビンが肝臓でグルクロン酸抱合を受けると、直接ビリルビンが産生され、身体

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閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんの看護計画

閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんの看護計画  イレウスはさまざまな年代で生じる可能性があり、腸管の機能が障害される際に保存的治療あるいは手術が選択されます。今回は閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんに関する看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 腹部

2023/12/31

術後の看護に関する看護計画|ストーマを造設した患者さん

開腹手術で大腸がん術後のストーマ造設された患者さんの術後看護に関する看護計画  大腸がんとは大腸の粘膜細胞から発生する悪性腫瘍であり、治療法の一つとして手術が選択されます。その場合、大腸の切除に応じて便の排泄口を腹壁に作るストーマが造設されます。今回は開腹手術による大腸がん

2023/10/29

全身性アミロイドーシスの重症度分類

全身性アミロイドーシスの重症度分類は何を判断するもの?  全身性アミロイドーシスの重症度分類は、全身性アミロイドーシスの重症度を評価するためのスケールです。  アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれるタンパク質が全身の臓器に沈着することでさまざまな機能障害を引き起こす疾

2023/10/5

Alvaradoスコア(MANTRELSスコア)

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2023/8/5

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2023/7/30

腸閉塞の患者さんの看護計画

腸閉塞の患者さんの看護計画  腸閉塞とは消化器疾患の一つで、主に小腸または大腸の一部が何らかの原因で詰まり、食物や体液が通過できなくなる状態をいいます。開腹手術後に起こりやすい合併症です。症状や進行した場合のリスク、処置に伴うADL制限、患者教育などを考慮した計画立案が必要

2023/7/13

自己免疫性肝炎の重症度分類

自己免疫性肝炎の重症度分類は何を判断するもの?  自己免疫性肝炎の重症度分類は、自己免疫性肝炎の重症度を臨床所見と臨床検査所見から評価するスケールです。  自己免疫性肝炎は中年以降の女性に発生する頻度が高く、初発症状として倦怠感、黄疸、食思不振などを認めます。適切な治療を

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IOIBDスコア|クローン病の重症度を判断

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