その他肝疾患

急性肝不全は、急激に幹細胞が破壊され肝機能に障害が現れる病態で、意識障害(肝性脳症)と凝固異常を伴います。その大半は劇症肝炎で、ウイルス性急性肝炎や薬物性肝炎が急激・広汎に発現し、肝機能が低下した状態になります。重症型アルコール性肝炎、急性妊娠脂肪肝、悪性疾患の急激な肝浸潤などが原因で起こる場合もあります。自己免疫性肝炎は、免疫の異常が関係していると考えられていますが原因は不明で、指定難病の1つです。原発性胆汁性肝硬変(PBC)は、肝臓内の細い胆管が壊れ胆汁の流れが滞ることで起こります。かつては診断がつけにくく肝硬変に進行することが多かったためにつけられた病名ですが、最近では無症候の時点で診断されることが増えています。これも指定難病です。

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