第一三共ヘルスケア株式会社
記事数:36
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ADL全介助の透析患者さん。微力な外力でも皮下出血→スキン-テア→感染を繰り返しています。保湿、上下肢の保護、トランスの工夫をしましたが、なかなか改善しませんでした。何かよい方法があれば教えてください。 透析患者さんはリスクが高いことを認識し、保護ができる環
臀部の排泄物による汚染を防ぐために、ワセリンを塗布していますが、浸軟してしまう際の対策があれば教えてください。 ワセリンは薄く油膜を張るイメージで使用します。必要に応じて保護剤の情報も提供します。 過剰にならないよう量に気をつける ワセリンは安価で入手
寝たきりの患者さんで、仙骨に大きな褥瘡(ポケットあり)があり、毎日洗浄し軟膏を塗布しておむつで保護していました。一時はよくなっていましたが、少しの圧で容易に大きくなってしまうという状態でした。在宅で行えるスキンケアの方法や除圧の工夫などがあれば教えてくた
清潔保持ケアへの拒否が強い人に対する、短時間でできる効果的なケア方法はありますか。また、白い粉がふく皮膚に対する清潔・保湿ケア方法を教えてください。 清潔ケアの目的を患者さんに説明し、その必要性を理解したうえでケアを受けられるようにします。日々の清潔ケアにプラス
比較的軽症の皮膚障害がみられる 免疫チェックポイント阻害薬による皮膚障害は、高頻度で、比較的軽症のものが多い傾向があります。よくみられるのは播種状紅斑丘疹型、尋常性乾癬、扁平苔癬で、重症のものには多型紅斑や水疱性類天疱瘡があります(表)。これらの皮膚障害は、免疫反応が過剰
細胞障害性抗がん薬で起こる皮膚障害のケア どんな皮膚障害を発症するのかを知っておく 細胞障害性抗がん薬では、表のような皮膚障害が起こります。 表 細胞障害性抗がん薬で起こる皮膚障害の種類 div.clsloh0uz1y{margin:5px;}div.clslo
8〜9割の患者さんにみられる皮膚障害 放射線は細胞周期の短い表皮の基底層や毛包、皮脂腺、汗腺などにダメージを与え、皮膚の乾燥や放射線皮膚炎などを引き起こします(図)。皮膚障害は照射する線量が多いほど生じやすく、低線量なら発赤程度で済むこともありますが、総線量が増えると、皮
がん治療によって起こる皮膚障害 がん治療には放射線治療、外科的治療(手術)、薬物療法などがあり、それぞれに特徴的な皮膚障害が起こります(表)。 表 がん治療で起こる主な皮膚障害 div.clslogxuaea{margin:5px;}div.clslogxuaea
がん患者さんのスキンケアにかかわる際に知っておきたいこと がん患者さんの皮膚の特徴 がんの好発年齢は40~50歳代からで、がん患者さんの多くは壮年期以上、特に老年期の患者さんです。加齢に伴い、表皮の基底細胞の分裂能力が低下し、ターンオーバーが延長します。そのため
おさえておきたい! スキンケアの基本 スキンケアの目的は皮膚の生理機能を正常に保つことであり、ケアの原則は皮膚の洗浄・清潔、保湿、保護です(表1)。十分に泡立てた洗浄剤で皮膚を優しく洗い、微温湯で洗い流します。洗浄剤は汚れだけでなく皮脂膜も除去してしまうため、保湿
在宅でもよく使われる亜鉛華軟膏。固まって取りづらくなってしまった際の対処を解説します。また、糖尿病の患者さんへの在宅でのケアの注意点も紹介します。 よく落とさずに塗り重ねていたようで亜鉛華軟膏が皮膚の上で石のように固くなってしまっていました。このような場合は、どう洗浄し
在宅療養者は高齢者が多いこともあり、皮膚が乾燥している人も少なくありません。そういった方にどうアプローチすればよいのかを解説します。また、浮腫のある患者さんへのケアのポイントも紹介します。 全身乾燥時のボディーローションの選び方を教えてください。また、日常でできる保湿の
在宅での洗浄と保湿のポイントについて解説します。具体的なポイントを押さえておきましょう。 皮膚の清潔を保つために洗浄を行いますが、洗浄剤を使ったほうがよい場合と、使わないほうがよい場合があれば教えてださい。 しっかりと洗い流せる場合は洗浄剤を用いて洗いましょう
知っておきたい在宅での保湿剤を使い分けと、皮膚のトラブルを発見した際にはどのようにアセスメントを進めていけばよいのかを解説します。 保湿剤だけでもワセリン、ヘパリン類似物質(ヒルドイドなど)といった種類が豊富で、軟膏状、フォーム状、スプレー状と形状も違うので、どう使
この記事では、がんの終末期の患者さんの褥瘡予防について、保湿を受け入れられない患者さんへの指導について解説します。 終末期では褥瘡ができる人が多く、栄養状態が悪いのは承知ですが、どうやったら少しでも防げるでしょうか。 患者さんの苦痛を増加させないことが大切。スモー
心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...
血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...
*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...
みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...
採血とは 採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...
*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは 心臓には、自ら電気信...
バイタルサイン測定の意義 小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...
患者さんが問題なく手術を受け、スムーズに回復していくためには、周手術期をトラブルなく過ごせるよう介入しなければなりません。 術前の検査 術前は、手術のための検査と、手術を受ける準備を...
*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...
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