1. トップ
  2. 看護記事
  3. すべての著者関係者
  4. 藤田成裕

藤田成裕

記事数:23

日本赤十字社長崎原爆病院 内分泌・代謝内科部長

所属組織・役職

日本赤十字社長崎原爆病院 内分泌・代謝内科 部長
糖尿病診療を専門とし、同院では2017年より糖尿病チームを組織。糖尿病看護認定看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士など、糖尿病について専門知識をもつさまざまなスタッフとともに、院内糖尿病回診や、各病棟にて糖尿病ケアカンファレンスを行う。

所属学会

日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本病態栄養学会
日本静脈経腸栄養学会

資格等

医学博士
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本糖尿病協会療養指導医
日本病態栄養学会専門医・NSTコーディネーター
厚生労働省認定 臨床研修指導医
日本静脈経腸栄養学会 九州地区TNT研修会修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
長崎大学医学部臨床教授

経歴

近畿大学医学部卒業.長崎大学医歯薬総合研究科卒.佐世保中央病院,佐世保市立総合病院,長崎市立市民病院,長崎医療センター等を経て,2017年より現職.2018年より長崎地域糖尿病療養指導士認定委員会 副会長.2019年より長崎県医師会常任理事

専門分野

糖尿病・病態栄養

「藤田成裕」の記事一覧

15件/23件

退院後も継続されやすい血糖値測定、指導のポイントって?

Q. 退院する患者さんに対し、血糖値の測定はいつ行うように指導したらよいですか? A. 血糖値の測定をなぜ行うか説明することが重要です。ただ測定するだけではなく、患者さんの療養行動を変えるために行ってもらうという意識で指導します。 測定されなければ意味

2019/3/16

経管栄養の患者さん、血糖管理で気をつけたいポイントはここ!

Q. 経管栄養を行っている患者さんの血糖管理はどのようにすればよいですか? A. 経管栄養のときは、投与速度と使用している糖尿病薬の関係に気を配る必要があります。 基礎疾患に合わせた栄養剤の選択では血糖コントロールに注意  経管栄養は、嚥下機能に

2019/3/9

必ずチェックしたい足病変を防ぐための足の観察ポイント

Q. 糖尿病をもつ患者さんの足のケアでは、どのようなことに気をつければよいですか? A. 糖尿病患者さんは足病変を来たしやすいため、看護師がチェックするべきポイントがあります。すべての糖尿病患者さんにフットチェック、フットケアを心がけましょう。 特に病

2019/3/2

間食の「理由」に注目しよう! 責めずに反省を促すコミュニケーション

Q. 糖尿病の患者さんが隠れて間食をしています。どのように対処すればよいですか? A. なぜ間食したくなるのかを考えることが大切です。患者さん自身が気づくような質問やアプローチが必要です。 自覚している場合が多く信頼関係を崩さない配慮が必要  入

2019/2/23

急性期の治療中、自己注が可能かを判断する方法って?

Q. 急性期の治療中でも引き続き自己注射が可能かどうかについて、どのように確認・介入したらよいですか? A. できるだけ早く自己注射へ戻すような心がけが大切です。主治医が忘れてしまっているときや無関心な場合には、看護師からの声かけが必要です。 高齢の患

2019/2/16

スライディングスケールの使いどき

Q. スライディングスケールとはどのようなときに使用するのですか? 使ってはいけないときはあるのでしょうか? A. あくまでも応急処置的なものと考えることが重要です。軽症者以外では継続して使用することはありません。 シンプルで実施しやすいが適応になる患

2019/2/9

がん化学療法後に食欲不振を生じたら、糖尿病薬はどうすべき?

Q. がん化学療法の導入を目的に入院中の糖尿病患者さんに食欲不振が生じたら、これまで使用していた糖尿病薬はどうすればよいですか? A. 経口血糖降下薬であれば、中止してインスリン製剤へ切り替えることが原則です。 食事量が少なくなることを考慮しコントロー

2019/2/2

ステロイド薬による血糖上昇、インスリン製剤の投与目安はどのくらい?

Q. ステロイド薬の使用により血糖値上昇が見込まれる場合は、インスリン製剤の量をどのように増やせばよいですか? A. ステロイド薬の使用方法によって変わります。また、個人差があるため血糖値を見て、アルゴリズム的に調整をする必要があります。多くの場合は空腹時になると血

2019/1/26

輸液へのインスリン製剤投与、混注時の注意点は?

Q. 維持点滴内にインスリン製剤を混ぜることがありますか? また、そのとき注意することはありますか? A. 治療状況によっては混注することもあります。メリットもありますが、デメリットもあり、施設によっては行わないところもあります。インスリン製剤使用中の患者さんには、

2019/1/19

絶食中の血糖値、チェック頻度はどのくらい?

Q. 絶食中の患者さんの血糖値チェックは、どれくらいの頻度で行えばよいですか? A. 状況によって異なります。一般的には6時間おきですが、急性期の治療中であればもっと頻回となります。逆に安定し、治療内容が一定であれば1日1回のこともあります。 患者さん

2019/1/12

術前の血糖目標値やコントロールの方法って?

Q. 術前の血糖コントロールの目標値はどのくらいですか? また、どのようにコントロールすればよいですか? A. 術前血糖は、空腹時血糖値で100~140mg/dL、食後血糖値で160~200mg/dLです。治療は基本的にはインスリン療法になります。多くの場合は1日4

2019/1/5

術中の血糖トラブルを防ぐために手術室に申し送るべき情報って?

Q. 糖尿病患者さんが手術を受けるとき、手術室の看護師に伝えておくべき患者さんの情報には、どのようなものがありますか? A. 糖尿病薬でも効果の持続するSU薬や持効型溶解インスリンを直前まで使用していた場合は、低血糖となるおそれがあるため、使用した時間、期間などを伝

2018/12/29

低血糖を起こしやすい患者さんや治療って?

Q. 急激な血糖低下のリスクが高いのは、どのような治療、またはどのような患者さんですか? A. 糖尿病の治療方法が変更になった患者さんには注意が必要です。特にインスリン製剤やSU薬を使用している患者さんに気をつけましょう。食事や輸液の変更も同様です。

2018/12/22

GLP-1受容体作動薬|注射製剤

 糖尿病薬には作用が異なるさまざまなタイプの経口血糖降下薬があり、治療の主体となっています。看護の現場では、他の病気の治療のために入院した糖尿病の患者さんが、どのような糖尿病薬を使っているかを把握することは大切です。薬のタイプごとに異なる作用の仕組みや副作用など、糖尿病薬

2018/11/4

インスリン製剤|注射製剤

 糖尿病薬には作用が異なるさまざまなタイプの経口血糖降下薬があり、治療の主体となっています。看護の現場では、他の病気の治療のために入院した糖尿病の患者さんが、どのような糖尿病薬を使っているかを把握することは大切です。薬のタイプごとに異なる作用の仕組みや副作用など、糖尿病薬

2018/10/28

アクセスランキング

1位

心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と

心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...

250751
2位

【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について

血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...

249974
3位

人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ

みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...

250017
4位

吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ

*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...

250001
5位

SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?基準は?

*この記事は2016年7月4日に更新しました。 SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは? SIRS(全身性炎症反応...

250839
6位

採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等

採血とは  採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...

250858
7位

心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形

*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは  心臓には、自ら電気信...

250061
8位

サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下

*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...

249818
9位

第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用

【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...

295949
10位

第2回 小児のバイタルサイン測定|意義・目的、測定方法、

バイタルサイン測定の意義  小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...

309636