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知っておきたい! がんのリハビリテーション

記事数:11

"がん患者さんの療養生活の質の維持・向上には、身体活動面の向上を目的としたリハビリテーションが欠かせません。この連載では、がんのリハビリテーションについて解説していきます。"

「知っておきたい! がんのリハビリテーション」の記事一覧

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【状態別】がん患者さんがリハビリを行う場合の注意点

がん患者さんがリハビリを行う場合の注意点を状態や症状ごとに紹介します。 開胸・開腹術後 術後には、手術によって血管透過性が亢進して血管外に浸出していた水分が血管内に戻るという現象(リフィリング現象)が起こることがあります。 これによって心房に負荷

2014/8/29

リンパ浮腫の看護|観察項目、ドレナージ、蜂窩織炎などについて

手術によるリンパ管の切断やがんの圧迫によって発症するリンパ浮腫について解説します。 ▼浮腫についてまとめて読むならコチラ 【浮腫とは?】浮腫のメカニズムと治療・ケア ▼がん化学療法についてまとめて読むならコチラ がん化学療法とは?副作用の出現時期や

2014/8/8

嚥下訓練とは? 摂食・嚥下訓練の目的・対象・実施ポイント

がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 摂食・嚥下訓練の目的 口の中で食べ物を咀嚼し食塊を形成するためには、顎、舌、頬、歯、口

2014/7/25

術前の4つの呼吸訓練の方法

▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 目的  術後は、以下の理由により肺・呼吸器合併症を起こしやすい状態になります。  1. 麻酔や鎮静などの作用によって分泌物が貯留し

2014/7/18

術前のオリエンテーションの目的・実施内容

▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 1. 術前のオリエンテーションの実施目的  全身麻酔での手術を予定している患者さんを対象に、おもに療養経過や手術に関する情報を提供するオリエンテ

2014/7/11

第6回 予防から回復までのリハビリテーションの流れ

がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 各段階のリハビリの特徴 がんのリハビリは、病期と治療によって4段階の流れがあり、目的も異なってきま

2014/7/4

第5回 がんのリハビリで看護師に求められる役割5カ条

がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割5カ条について、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 1カ条 リハビリチームのコーディネーターになる 一般的なリハビリ同様、がんのリハビリ

2014/6/27

第4回 リハビリ意欲がない患者さんへの接し方(Q&A)

Q1 リハビリに意欲のない患者さんにはどのように介入しているのですか? A1 親身に向き合い、患者さんの望みを一緒に見つけるよう努めています。 その患者さんが意欲をもてない理由とは何でしょうか。リハビリに痛みが伴う、家族との関係性などに悩みがある、終末期でできることが

2014/6/20

第3回 がんのリハビリが浸透していない現場でも、看護師ができることは?

Q1 チーム医療として行う「がんのリハビリテーション」は、これまでの看護とどこか違いがあるのでしょうか? A1 別のものと考えるのではなく、がん看護の延長線上にがんのリハビリがあるととらえてみてください。 がんのリハビリは特別なものではありません。 看護師とリハビリ

2014/6/13

第2回 がんのリハビリテーションチームに学ぶ

チームで実践するがんのリハビリテーションとはどんな機能を有し、どんな効果が期待できるのでしょうか。 実際に多職種チームでがんのリハビリテーションを展開している聖隷浜松病院を訪ね、取り組み方や成果を聞きながら、さらにがんのリハビリテーションに関する疑問・質問に答えてもらい

2014/5/23

第1回 がん治療におけるリハビリテーションの現状

がんのリハビリテーションとはどんなものをいうのでしょうか。今回は、リハビリテーションの現状について解説します。 国民病といわれる「がん」へのわが国の対策は年々進んでいる がんは、1981年に脳血管疾患に替わって日本人の死亡原因の1位となって以来、高齢化とともにその

2014/5/16

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心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と

心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...

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【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について

血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...

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人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ

みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...

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SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?基準は?

*この記事は2016年7月4日に更新しました。 SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは? SIRS(全身性炎症反応...

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吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ

*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...

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採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等

採血とは  採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...

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サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下

*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...

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心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形

*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは  心臓には、自ら電気信...

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第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用

【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...

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Aライン確保の目的、手順、手技・観察のポイント

【関連記事】 * 輸液ライン(点滴ライン)作り方 9ステップ * 点滴と同じ腕(末梢から)の採血はOK? NG? * 【血圧異常】異常に高い血圧への対応 7ステップ Aライン...

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