これだけできれば大丈夫! 病棟で必要な人工呼吸ケア
記事数:13
"一般病棟で働いていると人工呼吸器に接する機会はそれほど多くないかもしれません。その少ない機会で管理に慣れることは難しいでしょう。しかし、人工呼吸器を着けているからといって、患者さんに日常ケアを提供しないわけにはいきません。早期抜管を目指すためのケアは、病棟だからこそできることもあります。"
記事数:13
"一般病棟で働いていると人工呼吸器に接する機会はそれほど多くないかもしれません。その少ない機会で管理に慣れることは難しいでしょう。しかし、人工呼吸器を着けているからといって、患者さんに日常ケアを提供しないわけにはいきません。早期抜管を目指すためのケアは、病棟だからこそできることもあります。"
13件/13件
抜管による合併症には上気道閉塞、低酸素血症、高二酸化炭素血症、無気肺・肺虚脱、呼吸仕事量の増加などがあります。抜管後は、これらを念頭におきながら観察をし、合併症の早期発見・予防を図り、再挿管を回避することが大切です。観察ポイントには、次のようなものがあります。 ①上
中止基準を共有し、経時的に観察する 患者さんは自発呼吸に移行するプロセスにあるため、人工呼吸器下でよりも呼吸仕事量が増加しています。観察における重要なポイントは、ウィーニングに伴い、患者さんの循環動態や呼吸状態が悪い方向へと変化していないかどうかを見極めることで
人工呼吸器装着患者さんをケアするためには、人工呼吸器をなぜ着けているのか、人工呼吸器とはどんな器械なのかを知っておかなければなりません。今回は、人工呼吸の基礎知識を解説します。 関連記事 * 【動画】人工呼吸器の準備について確認しよう! 人工呼吸器を装着する
人工呼吸器で使われる用語には、似ていたりわかりづらいものがあったりします。それもより人工呼吸器を苦手と思わせる要因の1つではないでしょうか。バッキングとファイティングは、人工呼吸器と患者さんの状態が合っていないことを表す言葉です。今回は、このよく聞く2つの言葉について解説
抜管による合併症には、上気道閉塞、低酸素血症、無気肺などがあります。抜管後にはこれらを念頭におきながら、合併症の早期発見・予防をはかり、再挿管を回避することが大切です。 今回は抜管後に欠かせない4つの観察ポイントを紹介します。 観察ポイント1 上気道閉
アラームは患者さんや器械の異常を知らせてくれます。適切に対応しなくてはなりません。 今回は緊急度の高い3つのアラーム「気道内圧アラーム」「低換気アラーム」「無呼吸アラーム」について、原因と対応を解説します。 ▼人工呼吸器について、まとめて読むならコチラ
人工呼吸器の装着が長期化すると、VAP(呼吸器関連肺炎)、呼吸筋力の低下、廃用性症候群、ストレスを生じ、患者さんに大きな不利益をもたらしてしまうため、挿管直後から早期抜管を意識して日々のケアをすることが必要です。 今回は早期抜管のためにできるケア「早期離床」について解説
関連記事 * ウィーニング実施中の観察ポイント * ウィーニング後の4つの観察ポイント ウィーニングとは? 人工呼吸器から離脱すること 人工呼吸器からの離脱、つまり器械による強制換気から自発呼吸(自然呼吸、呼吸筋のトレーニング)に慣れさせる訓練―自発
アラームは患者さんや器械の異常を知らせてくれます。適切に対応しなくてはなりません。 今回は臨床でよく見る2つのアラーム「高圧アラーム」「呼吸回数上限アラーム」について、原因と対応を解説します。 ▼人工呼吸器について、まとめて読むならコチラ 人工呼吸器のアラームの
人工呼吸器のモードは患者さんの呼吸状態に合わせて設定されます。 一般病棟でよくみられる換気モードには「A/C」「SIMV」「CPAP」があります。 今回は「CPAP(シーパップ)」の概要と観察ポイントについて解説します。 【関連記事】 ● 人工呼吸器の用語
人工呼吸器のモードは患者さんの呼吸状態に合わせて設定されます。 一般病棟でよくみられる換気モードには「A/C」「SIMV」「CPAP」があります。 今回は「SIMV」の概要と観察ポイントについて解説します。 SIMV(同期的間欠的強制換気)とは SIMVは主に
人工呼吸器のモードは患者さんの呼吸状態に合わせて設定されます。 一般病棟でよくみられる換気モードには「A/C」「SIMV」「CPAP」があります。 今回は「A/C」の概要と観察ポイントについて解説します。 A/C(Assist Control 補助/調節換気モー
人工呼吸器の換気モードとは“患者さんの呼吸をどのように補助するか”を決める設定のことです。 各種の換気モードの基本となる「量規定換気」と「圧規定換気」について知っておきましょう。 関連記事 ■【人工呼吸器】換気モードの量規定と圧規定 ■第1回 人工呼吸器の基本
心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...
*この記事は2016年7月4日に更新しました。 SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは? SIRS(全身性炎症反応...
血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...
みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...
*2020年4月16日改訂 関連記事 * おむつ交換のたびに陰部洗浄は必要? * 膀胱留置カテーテル 陰部洗浄・挿入・固定のコツ * 在宅療養におけるオムツ使用と陰部洗浄について知...
*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...
【関連記事】 ●新生児仮死における低酸素虚血性脳症の重症度分類|Sarnat分類 ●小児救急におけるトリアージと適切なアセスメント ●第1回 無痛分娩の麻酔の適応、方法、禁忌、外来での説...
ここでは一般的な看護記録を解説しています。また、看護診断名にNANDA-I看護診断を使用しています。実際の記録は院内の記録規定に従いましょう。 【関連記事】 *看護計画の「観察項目...
高齢の転倒転落リスクに関する看護計画 加齢に伴い筋力や平衡感覚などの身体機能が低下することに加えて、疾患やそれに対する治療、使用する薬剤の副作用、入院環境などさまざまな要因で転倒や転落しやすくな...
*2019年3月13日改訂 *2020年4月15日改訂 *2022年4月28日改訂 バイタルサインとは バイタルサインとは「生命徴候」のことで、「脈拍」「呼吸」「体温」「血圧」「...