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【連載】看護学原論に立ち戻って考える!KOMIケアで学ぶ看護の観察と看護記録

第11回 KOMIケアを実践しよう―②KOMIチャートを使って看護記録をつけるための観察項目

解説 金井 一薫(かない ひとえ)

NPO法人ナイチンゲールKOMIケア学会 理事長/東京有明医療大学 名誉教授

そもそも「看護」って何だろう?何をすれば看護といえるのだろう?本連載では、看護とはどのようなことであり、どのような視点で患者を観察し、また記録するのかについて、ナイチンゲールに学びながら解説します。


前回からスタートした、チャートを使ったKOMIケア実践法。今回は第2ステップに入ります。columnでは「観察の目的」をお話しますのであわせて学習しましょう。

「生命の過程」の状況をアセスメントする

前回解説したように、患者さんの情報を把握するために、第1ステップとして「基本情報シート」を使ってフェイスシートを作り、主訴や既往歴、薬歴をはじめ、趣味や嗜好、家族関係などをまとめるところから始めます。

今回解説する第2ステップでは、患者さんの生命過程を16項目に分けて観察します。それぞれの判定項目に合わせて、患者さんの状態や症状の程度を記録していくことで、その人の生命力の姿を描きます。

生命過程を判定する16項目

①呼吸

  1. 自然な呼吸
  2. 軽い息切れ・軽い息苦しさ
  3. 強度の息切れ・強度の息苦しさ
  4. 自力での呼吸ができない
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