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【連載】排尿自立指導料が取れる! 算定基準を満たすためのチームのつくり方・動き方

排尿日誌の読み方|排尿ケアに必要な看護技術

執筆 田中 純子(たなか じゅんこ)

名古屋大学大学院医学系研究科泌尿器科学


目次


 排尿日誌を読むときは、排尿回数、1回排尿量、1日排尿量、尿失禁の有無や量、尿意や尿意切迫感、残尿感などの有無や強さ、尿失禁や頻尿が生じたときの状況、起床時間と就寝時間などに着目します。
 
 1回排尿量からは、患者の機能的膀胱容量を推測することが可能であり、また、患者の水分摂取量の適正を評価できますし、尿失禁量からは、尿失禁の重症度を判定できます。
 
 ここでは、代表的な排尿日誌の記入例にもとづいて、疾患別に着目すべきポイントについて解説します。
 

①腹圧性尿失禁

排尿日誌の記入例

◎読み取り方

 排尿回数は5回、1回排尿量は200~350mL、1日排尿量は1,350mLで問題ない。腹圧上昇に伴う尿失禁が2回、いずれも尿失禁量(おむつや尿とりパッドの重量から測定)は5~15gであり、軽度の腹圧性尿失禁とアセスメントできる。
 

②頻尿(過剰な飲水摂取による頻尿)

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